今年は雪が舞っても積もらず、例年より暖かい1月となっていますね。
ホールの花壇に植えた冬越しのパンジーも春を待ちながら元気に咲いています。
先日、トミアキホール篠ノ井で行年98歳で亡くなられた男性のご葬儀が執り行われました。
大正、昭和、平成、そして令和と4つの時代の中をただひたすらに懸命に生き抜いてこられました。
ほぼ毎日のように田畑に出て農業に励み、汗を流し、働くことがご趣味のような方でした。
ご家庭では父として、祖父として お孫様やひ孫様を可愛がってたっぷりの愛情を注いでこられました。
ご葬儀の当日、故人のひ孫様の1人がちょうど4歳のお誕生日を迎えられました。
ご親戚の1人の方が「せっかくみんなこうして集まっているんだから〇〇ちゃんのお誕生祝いしよう」と言い出し、
「いいね!じいちゃんも喜んでくれると思う」という話になり、
親戚の方とトミアキのスタッフでケーキを買いに行きました。
そしてホールのラウンジでご親戚の方々とトミアキのスタッフ合わせて約25人。
みんな揃って、手拍子で「ハッピーバースデーツゥユー~」と歌い
「お誕生日おめでとう~」と、お祝いをしました。
ひ孫さんは「ありがとう」と、ちょっぴり恥ずかしそうに微笑んでいました。
その笑顔はとってもかわいらしかったです。
私たちまで気持ちが明るくなり嬉しかったです。
葬儀式場でのお誕生日会は初めてです。
亡くなったお爺さんもきっとこのかわいいひ孫さんの4歳のお誕生日会を喜んで下さっている事でしょう。
子から孫へ孫からひ孫へと命のバトンは渡されてつながっていく…。
おじいさんの真面目で誠実な生き方も同じように受け継がれて行くのでは…と思いました。